真昆布 | 道南の函館市近海で成育している昆布で、肉厚で幅が広い。昆布の最高級品とされ、良質なダシが取れる。 |
網目昆布 | 道南西部の日本海側に生息。切り口が白く、粘りがある。ダシ昆布には適さず、主に「とろろ昆布」や「おぼろ昆布」「塩昆布」として利用されている。 |
利尻昆布 | 道北の利尻島、礼文島のほか、留萌以北から宗谷岬を経てオホーツク海沿岸に至る地域で成育。塩味があり、真昆布と比べるとやや硬い。 |
羅臼昆布 | 道東の知床半島の根室側沿岸に成育。黄色味のある濃厚なダシが取れる。ダシ昆布として利用されるほか、昆布茶。昆布酢などにも加工される。 |
日高昆布 | 道南の日高地方を生産地にし、三石昆布とも呼ばれている。火が通りやすく、食味がいいため、ダシ昆布のほか、煮昆布や昆布巻きなどの惣菜にも利用されている。 |
長昆布 | 道東の釧路、根室など太平洋沿岸で生息している昆布。生産量は最も多く、佃煮やおでん昆布、煮昆布、昆布巻きなどの加工用として利用されている。 |
北海道の函館市〜室蘭市にかけて生息。「かご(籠)の目」に似た突起が表面にあることから、そう呼ばれている(別名、ガニアシ)。他の昆布と比べ、とても粘りが強く、多くの栄養成分を持っているのが特徴。身が厚いため加工されて販売される事が多いです。北海道の郷土料理で有名な松前漬は、がごめ(ガゴメ)昆布と数の子を漬け込んで作られます。
がごめ昆布は漁場により呼称はさまざまです。かごめ昆布・がもめ昆布・がも昆布・がんも・ガニアシ・・・など色々
がごめ(ガゴメ)昆布のドロドロ(粘り)のおよそ80%はアルギン酸カリウムで、塩と結びついてアルギン酸ナトリウムになります。残りの20%はフコイダンとラミナランです。
今回ご紹介している、がごめ(ガゴメ)昆布は、海藻類に含まれるとされるフコイダンの含有量が他の海藻類に比べて数倍〜数十倍と、ダントツの含有量となっております!
<代表的な昆布の種類>
がごめ昆布は身が厚い、ねばねばする、出汁が広がらない等 他種の昆布と比べ食に不向きとされていましたが注目成分を多く含む事からその価値が見直され他の食品と混ぜ合わせたり、お茶にしたりと色々な形で皆様の食卓に並ぶ事が増えてきました。
松前漬け、昆布水、昆布茶、塩昆布、昆布巻き、納豆昆布、味噌汁、天然調味料、ごはんのつや出し・・・等
ただまだまだ食べ方や摂取方法に関するお問合せが多く、その料理法はあまり知られていませんので当ページでは「がごめ昆布」を簡単に利用できる 「食べ方」や「飲み方」をどんどんご紹介していきます。
またお問い合せもお気軽にどうぞ
→がごめ昆布お料理ブログ