昆布のフコイダンには昆布仮根特有のGA−フコイダンのほか、L−フコイダン、F−フコイダンが含まれています。これは昆布フコイダンが真昆布の仮根を原料としているからです。
がごめ(ガゴメ)昆布 を全国唯一の生息域である北海道南部から全国へ産地直送でお届けします。 |
同じ、褐藻類であっても、含まれるフコイダンの種類は異なり、オキナワモズクにはUーフコイダンが大量に含まれております。しかし、F−フコイダンやG−フコイダンは昆布特有のフコイダンであるため、ほとんど含まれておりません。また、GAーフコイダンはL−フコイダンと同じ成分で構成されていますが、その含有量は異なり、昆布仮根だけに含まれるフコイダンであることがわかっています。
フコイダンの大きな特徴は、多糖類と硫酸基が結合している事にあります。硫酸基とはヌメリの基になる成分で、褐藻類の乾燥を防ぎ、外面の傷を修復する機能が認められています。
フコイダンはフコースという単糖を主な成分とした多糖類ですが、現在のところ、その他の単糖やセルロースと結合した5種類のフコイダンが確認されています。
F−フコイダン・・・フコースだけのフコイダン
U−フコイダン・・・グルクロン酸とマンノース、フコースが結合したフコイダン
G−フコイダン・・・ガラクトースとフコースが結合したフコイダン
L−フコイダン・・・アルギン酸とグルクロン酸、セルロースが結合したフコイダン
GA−フコイダン・・・アルギン酸とグルクロン酸、セルロースが結合したフコイダンで、昆布の仮根特有のもの
昆布やワカメ、ヒジキ、モズクなど、褐藻類に含まれるヌルヌル、ネバネバとした物質で、フコースと呼ばれる単糖を主成分にする多糖類です。
単糖がいくつも複雑に結合した物質で、食物繊維の一種でもあります。